キャリートレードはどのような時に使うのか

米ドル、ユーロ、円は弱さ比べで威通貨の原点回帰として「金」が浮上。世界最大の市場は為替市場から商品市場に変わるかもしれない。

キャリートレードはどのような時に使うのか

どのようなときに使用するかキャリー・トレードはいつもできるものではない。以下、キャリー・トレード実行の時の重要なポイントを記す。
@適切な通貨ペアの選択

A流動性の確認
B為替ボラティリティーが低いこと

Cキャリー・トレードの投資期間の選択
D取引量

 

適切な通貨ペアの選択は、キャリ-・トレードで一番大切なポイントである。数多くの通貨ペアの中から、最適なものを選ぶことが重要である。為替の動向、すでに行われたキャリー・トレードの市場ポジションの残高推定などは、重要である。同種のキャリー・トレードがすでに大量に行われているときには、そのポジション解消の動きが予想され、スタートしても、結果として為替が好ましくない方向に進むリスクがある。

 

また、ボラティリティーが低下し、為替の動きが安定していることは重要な要素である。このボラティリティーでは、インプライド・ボラティリティーが目安となるだろう。これは、為替市場でのトレーダーが考える今後の為替の変動具合を表すもので、インプライド・ボラティリティーが大きいと為替の変動が大きい、逆に小さいと為替の変動は小さいだろうというものである。

為替相場では序盤に発表された米6月中古住宅販売件数は予想を下回ったものの、市場の反応は限定的となった。その後、ロンドンフィキシングに絡んで対ポンドを中心に米ドル売りが強まったことが他の通貨へ波及し、ドル/円は78円73銭まで下落し本日の安値を更新した。また、21日のユーロ圏首脳会議でギリシャへの支援策が最終合意に至るとの期待感からユーロ買いが優勢となり、ユーロ/ドルは1.41ドル台後半から1.42ドル台前半へ上昇した。fx投資家はドル売り先行のスタンスをとるべきだろう。